2014年12月16日火曜日

ダンスリンクリングvol.9の出演終えました

14日(日曜)ダンスリンクリングvol.9の出演終え、連続したダンスリンクリング公演すべて終わりました。ありがとうございました。踊って感じること。生物的(有機的)な瞬間と無機的な瞬間が交錯するような、アホと機械の交錯だったり、様々な交錯の連続だなあと・・。それは踊りに限らず、いろいろぐいぐい行ったり来たりすることが今の世に生きる我々であるように思えます。この世の中、大きく無機的な方向へ人間を導く力は相当なもので、一見無機にあることが正しいように思えますがそれは生物においては不自然で負担となっていくはず。原始時代に生きるごとく、生物極まりない生き方に没頭することは極めて難しいとは思いますが、魂が震える生き方を私はけして失いたくはありません。生物的なことには愛がある。今の世はそこから遠ざかる一方。世の中の本質的な部分を変えるのは、人間の持つ生物的なところへぐりっと働きかける力。


14日に踊り、みや子さん始め、仙川ファクトリーのみなの愛に包まれ、共演者の突進する姿勢と共に振り返る






                   (金子愛帆さん写真より厳選、転ぶ母子)





2014年12月11日木曜日

インターネットTV『ボトムアップチャンネル~越年支援生放送』出演

ソケリッサ!
路上にて映像撮影しました。こちらにて流れます。(全6回)どうぞご覧ください!
12月12日(金)20時~
インターネットTV『ボトムアップチャンネル~越年支援生放送』
司会:稲葉剛、遠藤大輔
詳細:http://bottom-up-channel.net/











ダンスリンクリングVol.8出演終えました

ソケリッサ!
8日(月曜)ダンスリンクリングVol.8出演終えました。ありがとうございました。舞台のある劇場空間に立つことは久々の事、人数も減り、演出変更合わせ、今までとはまた違う作品となりました。我々の作品は特に評価を頂いてもそれはたまたまです。ひとつずれると、驚く程波長の合わないものとなり、転落します。過去に1時間の作品がそれぞれ踊りどころを違え30分で終了しました。明確性や安定を求める世の中において、我々は不確かで、不安定で真逆です。振り返れば始めた当初は一気に老けました。変化を怖がっていたストレスは大きかった。自由を求め共に踊るのですが、テーマを成立させるために利口になろうとする自分が見え隠れします。目的へ向かい、統率する立場を選んだわけなので、その格闘は今後も続きます。今回出番のない1部において舞台袖から出演者の踊りを観てました。それぞれの今向かうべき所へ、汗を流し、身体をうねらせる姿を近くで体感しました。
今年生まれた息子が、物心着いた時に、この父親は一体何をやっているんだろうと思わせてやります。14日(日曜)仙川ファクトリーにてダンスリンクリングvol.9あります。チケット手元に少しあり。お越しになる方お知らせ下さい!





りんりんふぇす出演終えました。

ソケリッサ!
7日(日曜)りんりんふぇす出演終えました。りんりんの舞台空間は煌々と明るく、後ろに鎮座する仏さんの視線とお客さんの視線に挟まれ、その中で突如と出会った音楽家やダンサーと瞬間に関係が生まれ、目が合ってニヤリと踊る。今回で三度目の参加をさせていただきましたが、これは楽しみな瞬間です。
発起人の寺尾沙穂さんの持つ空気がこのフェス全体に漂う。まだの方、次回は是非。
ありがとうございました!












2014年11月7日金曜日

一般社団法人アオキカク


新人Hソケリッサ!の活動母体であるアオキカクが任意団体から一般社団法人となりました。
ご協力、応援していただいている皆様に心より御礼申し上げます。
アオキカクは2005年、ソケリッサ!の活動開始と同時に任意団体として立ち上げました。折れそうになりながらも路上生活環境の方たちを勧誘する所からはじめたソケリッサ!は早10年、「よくここまでやれた」と思う自分もいますが、「10年かけてこの程度か」と自身の能力不足を嘆く自分の方が勝っています。法人化は、当初より胡散臭い団体としばしば思われた我々を、社会的認可のもと、世の中を巻き込んで活動出来るよう考え選んだ形です。現在、活動目的、任務などを公表し積極的に展開できるよう準備、進行中です。
全くまだまだ未熟ではありますが、今後、更なる皆さんの応援、ご協力を頂き、ご賛同をいただけるよう日々努めます。頑張ります。改めてご報告させて頂きます。










2014年10月28日火曜日

静岡公演、2日間が終了いたしました。

ソケリッサ!
静岡公演、2日間が終了いたしました。
会場へ宿泊させて頂き、歩いて20分の銭湯までの往復が主な観光ではありましたが、観客の皆さん、主催であるスノドの柚木さん、共演のマルケンさん原口さん始め周りを取り囲む皆さんの愛情を終始感じ、しっかりとメンバー共に静岡を味あわせて頂きました。
たくさんの拍手をいただき存在を確信出来ることは我々の大きな力になります。
心より感謝を申し上げます。

ありがとうございました。






2014年9月9日火曜日

宮城 亘理「サマースクール」ワークショップ


8月20日~22日の三日間、宮城県亘理、大隈小学校への「サマースクール」へ行ってきました。
今年で三回目となりましたが、宇都宮大学の長谷川万由美先生による企画で、被災地でもある亘理町へ宇都宮大学生たちのボランティア活動、地域の再建活動を被災後より行っており、その一環で夏休み中の小学生との交流へ参加をしてきました。サマースクールはダンスのほかに、勉強の手伝い、自然を肌で感じるネイチャーゲームなど宇都宮大学の学生さんたちによるプログラムがいくつかあり、毎回ながらどれも子供たちの自主性を育成する目的で構成された素晴らしい内容です。

私は前回に引き続き、静岡で活動しているギタリスト、シンガーのマルケンさんと共に3日間で4回のダンスワークショップを行いました。
毎回見る顔ぶれもあり、元気そうで嬉しく思います。





今回のテーマは「見たことのない世界」。
マルケンさんとともに「見たことのない踊りを作ろう」とワークを考えました。
「見たことのない世界に住み、見たことのない姿をしている。その住人はどんな動きをするのか?」

子供たちに見たことのない町や場所と、どんな生き物がいるのかなど聞いて、まずはそれを字や絵に表し形にしていきます。そして見たことのない動きを子供たちが考えて創ります。その踊る音楽も子供たちの考えた世界のマルケンさんが歌詞にしてメロディーをつけるという贅沢な内容。「じゆうくうかん」という素晴らしい歌ができました。元気に走り回る子供たちがじっとおとなしく歌に聞き入っている姿は印象深いものです。自分たちの生み出したものが形になっていく作業はとても楽しい。






三日目のワークでは、こちらで考えた歌に子供たちが動きを作っていきます。
ストレッチ中走り回る男の子たちがいて、おそらくさんざん大人に注意をされている印象を受けます。しかしその衝動も自然な姿であり、走り回る理由があります。
人に迷惑をかけなければ構いません。その子たちは走り回る踊りです。素晴らしい躍動でした。書いた絵もとても個性的で、最後はその踊りで、全員のダンスに参加する姿はとても輝いていました。感想を聞くと、「楽しかった」「自由になれた」と繰り返し発言し、印象深く残ります。ワークショップは一期一会です。一度の経験の持つ尊さ、重さを改めて感じます。






今回は過去に訪れた被災地区をすべて訪れることは出来ませんでしたが、この地域に関しては、昨年よりも家が立ち並び、かなり修復が進んでいる印象を受けました。
海岸沿いは商業施設以外、人が住む家屋は立てられないとのことで閑散としていましたが、防波堤もコンクリートで固められて、全体的に一昨年に比べると津波の跡形をほぼ感じられないものとなっていました。

悲しみの記憶は、消したいと思うのが自然だと感じます。倒壊したものなど目にすれば、辛い記憶が蘇るのも人として当然です。震災の形跡が無くなる景色を見ると、周りが語り継ぐことの大切さを強く実感します。






じゆうくうかん

作詞:逢隈小の子どもたち + 丸山研二郎

いちごのすきなモグラに 羽が生えた
アシカが空を とんでいる
夜中の学校には おじさんがいっぱい
ほら まほうの世界がやってくる

じゆくうかんはきみのにおい
じゆうくうかんはちょうちょの羽

ぐにゃぐにゃのまちは ロケットになって
お菓子のくるまが とんでいる
なんでもでてくる はんばいき
ほら みんなお菓子にかこまれている

じゆうくうかんはきみのにおい
じゆうくうかんはちょうちょの羽



ゆめいろころころ

作詞:アオキ裕キ + 丸山研二郎

なみだ なみだ あおいそら
ほのお ほのお あかい火だ
みどり みどり やさしくもえる
ごはん ごはん しろいほうせき

ゆめいろ ころころ
めだまも るるる
ひみつの ステップ
パラポラペペーイ

ゆめいろ ころころ
めだまも るるる
山より おもい
ボボボンガボーン










2014年9月4日木曜日

告知! 10月、新人Hソケリッサ!踊ります、静岡公演。


いよいよ来ました。

前々作「新世界ワルツ」のフルバージョン、今回は静岡の演奏家、マルケンさん原口さんと共に、新たなる形としてお目見えすることになります。
静岡の地で生まれる新たな景色がとても楽しみです。
チラシ最高、注目。

実現に感謝!
皆さまぜひお越し願います。

日程:
2014年10/25(土)19:00~ ※交流会有り
   10/26(日)14:00~ ※アフタートーク有り
会場:アトリエみるめ
出演:新人Hソケリッサ!
   丸山研二郎(ギタリスト・シンガーソングライター)
   原口朋丈(和太鼓・篠笛・津軽三味線)
料金:一般2000円/学生1000円(学割席)
主催:オルタナティブスペース・スノドカフェ

2014年7月1日火曜日

息子誕生

凄まじき時間 人間の生まれ出るエネルギー。
助産師さんと全員で力を合わせ生まれた。破水から刻々と時間は経つ中、皆明るく懸命に、母と息子も本当頑張った。動物的ですべてを放心した空間は強烈に神々しく、放心状態。心から皆さんに感謝致します。2014年6月30日、22時48分誕生。また一つ大きな責任を背負って進んで行きます。母は美しかった!

2014年4月14日月曜日

「空っぽダンス」三芳町の空へ。

2月の大雪で延期になっていたワークショップ「空っぽダンス」412日無事に終えることができました。

会場は埼玉県のコピスみよし(三芳町文化会館)です。この町は平野でとにかく空が広い。風船を詰め込んだ大きな頭をつけ、最後はその頭の中の風船を空へ解き放ちました。土へ帰る素材300個の頭の中身は飛んで行きました。 空っぽになることは、自身の感覚が頼り、身体から出てきた記憶や欲求などの混ぜ込んだ動きと出会う事は、自分自身と出会うこと。

また広い空の下で!

ありがとうございました。